五月の手紙


      このところ暫く 

      健康上のトラブルが続きました。

      どれも 大きなものでは 無かったけれど

      念のための検査の 結果を待つこと数回

      これまで遠景であった「死」に 

      にわかに カメラが近づいたようで

      かなり うろたえました。



      そんな中 気持を休めたくて

      様々読んだ中で "いいなぁ"と思ったのが

      動物行動学者・日高信隆のエッセイです。


      文体に記憶があって プロフィルを見たら

      私の 若い頃に出会って以来の愛読書

      「ソロモンの指輪」の訳者でした。



      著者はコンラート・ローレンツ

      副題に"動物行動学入門"とあります。

      四十年以上も前に私は 日高氏の紹介で

      動物行動学に 入門していたのでした。



      動物の世界は 自然です。

      自然は 生き物にとって "ルール"です。


      そして 人間も 生きものなのに 何だか

      面倒くさいことに なっちゃってます。

      

      著書を調べて また何冊か借りるべく

      図書館に 予約を申し込みました。

      返却期限の来ている 二冊を

      今日は 返しに行かねばなりません。


 
「ボクにとっての学校・教育という名の幻想

「ネコ
どうしてわがままか・不思議ないきもの博物誌


堀江はるよ
 
  向学心がどる
 おすすめエッセイ…「ルーミング   
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5月1日 五月の手紙 



 


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