十一月のお手紙   2005



       人は皆、メガネをかけています。

       小さいときに、誰かがくれたメガネです。



       青いメガネは、物事がマジメに見えます。

       オレンジ色のメガネは、世の中が楽しく見えます。

       乱視のメガネは、真っすぐな線が曲がって見え、

       近視のメガネは、近くしか見えません…!?



       なんだか毎日がシンドかったら、

       メガネが合っていないのかもしれません。

       あなたの目に…ではなく、この世の真実に対して。

       メガネの点検は、時々する方が良いです。



       メガネが外されるのは、

       この世にサヨナラするときです。

       “えっ…世界って、こんなに美しかったの”と、

       メガネを外した人は、ビックリするかもしれません。



                    堀江はるよ

                           

                                
すがおに戻る

          NEXT  BACK




                  2005年11月 更新履歴


           11月1日           十一月のお手紙

                             東と西 …コーヒーとパフェ



       作曲その周辺」

  11月1日  友だち〜変奏曲の形をかりて

  1月15日  月謝袋


     「思ったこと考えたこと」



  11月15日 プールの隅