二月の手紙


      Ùターンーンして以来 二十余年

      お世話になった 同級生の眼科医の

      タクちゃんが 医院を閉じて 引退します


      息の合った スタッフの 真ん中に

      ランプの芯みたいに タクちゃんが居る

      なごやかな 暖かな雰囲気の 医院でした



      コロナが一段落して 久しぶりに行く時

      ガクッと老けた我が身が 恥ずかしく


       "すっかり おばあさんに なりました

        びっくりしないで下さいね"


      …とメールしたら


       "おじいさんが 待ってます”


      …って お返事が 返ってきました



      今後は 暖かな土地で 奥様と

      "のんびりするつもりです…”と

      年賀状にありました


      優しい目医者さんと お別れするのは

      八十才の今 とっても淋しいけれど

      今まで ありがとうございました


      タクちゃんの これからに

      沢山の幸せが ありますように!


        感謝を込めて 昔の小学生より  



堀江はる
 
74年前に
 おすすめエッセイ…「らがなの詩(タクちゃん) 

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2月1日 二月の手紙 


 


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