十二月の手紙


       「読むクスリ」を 読んでます。


       ノンフィクション作家 

       上前淳一郎の エッセイ集

       週間文春に連載されていたので

       ご存じの方も多いでしょう。


       1984年から 2002年まで

       18年分のエッセイが 文庫になって

       文芸春秋から出版されています…全37冊!


        *     *     *


       住まいを東京に移したときに

       一度 手放しましたが トシのせい?

       また読みたくなって リサイクルで

       全巻 揃えなおしました。


       エッセイ以外で これまでに読んだのは

       「狂気・ ピアノ殺人事件」

       「イカロスの翼・美空ひばり物語」

       重い題材に対する 偏りのない視線と

       文章の温かさが 心に残りました。


        *     *     *


       「読むクスリ」 内容は様々です。


       たとえば「ウ・ボイ」

       関西学院大学に 伝わって

       日本中の大学のグリークラブの

       愛唱歌となった 男声合唱曲の 来歴が

       第二十一巻に 取り上げられています。

       
       …と思えば ゴリラの話

       南半球の時そば ケン玉の話 

       心が ほぐれてゆくような…


       
       尽きないエピソードの 数々は

       ナイトキャップに ぴったり。

       今夜も 服用いたします。



堀江はるよ 
い出がるかも
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12月1日 十二月の手紙 





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